晴れ時々キビタキ(♂♀)日和 / 21.10.09

遅れましたが、先週土曜日の続きとなります。正確には、午後の部から午前の部へと時間をちょっぴり巻き戻し。しかし急に冷え込んだこのお天気ももう少し巻き戻らないでしょうか...と、冒頭から与太話になってはいけません。軌道修正。

朝から晴れ時々キビタキ、という勢いで複数羽のキビタキ♀タイプが出て来てくれた土曜日。

カジノキの実の下で

♀タイプだけで3羽くらい飛び回っていた印象です。

ワーッと一気に出てくるタイミングと、スンッと静かになるタイミングがありますね。賑やかなタイミングに「あっちも!」「こっちにも!」と欲張ると、だいたいロクに見られないまま波が過ぎるので、一羽見つけたらできるだけ丁寧に追いかけるようにしています(だが綺麗に撮れるとは言っていない)。

右見てー


左見てー

それでもキビタキは時々のんびり止まってくれるから、まだ見やすいほうなんでしょうか。先日のサンコウチョウは、もうひたすら枝にタッチ&ゴーだったので...。

メジロもたいがい忙しないですが、花や果実の側なら観察しやすいですね。

嘴に刺さってますよ

赤く実が熟したカジノキ、最近はメジロからカラスまで大小様々な鳥が集まっています。
キビタキも例外ではなく、(撮影しやすい範囲では)ここが最も出現率が高い模様。

とはいえキビタキ達はカジノキの実にはあまり関心を示さない様子なので、ここに出やすいのは他の小鳥達と混ざる都合か、もしくは主食の虫が捕まえやすい状況でもあるのでしょうか?

この日は短時間ですが、♂も出てきてくれました。ヤッタネ!

綺麗なオレンジ!

春も思ったことですが、こんなに鮮やかなオレンジ+くっきりコントラストの黒という如何にも目立ちそうな配色なのに、いちど葉っぱや枝のスキマに入ると見事に紛れちゃうんですよね。

特に、太陽の光が枝葉を縫って差し込んでくる状況だと、黒い部分は影、オレンジは光を透かした葉っぱにキッチリ見間違えそうになります。天然カモフラージュ、すごい。

気を抜くとすぐ背景に紛れ

この日はオナガとヒヨドリの群れも入り、カジノキにも(時に小鳥たちを追い出す勢いで)果実を求めに来ていました。あと、ワカケホンセイインコも。

ほぼ同時に同じエリアに。

ギュイッギュイッキュルルルル!!ピーヨピーヨ!!キィーッキィーッ!!...騒がしさはお察しください。

呼んだー?

余談ですが、オナガのギュイギュイを聞くたびに緊急地震速報でスマホから鳴る音を思い出します。(この日は前日にでっかく揺れたので、印象が普段以上に強い)

池の方は平和ーーーな空気でした。

喉ぷっくり、アオサギ

最近はカルガモが一気に増えてきて、いよいよ秋も本番という気分です。
帰途の夏鳥だけでなく、秋冬の訪問者たちとの出会いも楽しみですね!

今日もご覧いただきありがとうございます!

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