サンコウチョウ、エゾビタキ、イソヒヨドリ〜南房総とりざんまい〜 / 2021.09.20

台風一過のピーカンだった10月連休最終日。朝から家の周辺に響き渡るモズのギチギチキィキィキィ、トビのピーヒョロロ、キジバトのポデッデデーポーで目が覚めました。実家サイコーです。

早朝から母の定番散歩コースを一緒に回ることになりまして、「山コース」「海岸コース」があるのですが、この日は山コースへ。海抜100mない超低山が公園として整備されていて、ちょっとした散歩にピッタリなのです。

そして、この日は秋の渡りとライファーに恵まれ、申し分のない鳥日和に！
何しろ朝イチからの、

地元でもサンコウチョウ！！

朝の澄んだ空気のなか、山頂近くで小鳥たちの大規模混群に遭遇。サンコウチョウやムシクイ類（こちらは写真がしょっぱくて識別できず...）が数羽といわず入っていました。

さらに例のナゾビタキさんにまさかの再会。

その右肩の白斑、覚えがありますわよ...!

明るいところで改めて観察した結果、ナゾビタキさんは推定エゾビタキさんになりました。台風が過ぎたらすぐに移動するのかなと思っていたので、思わぬ偶然にびっくり。

満喫していってね！

私が渡り鳥たちを追いかけている間、貸した双眼鏡で母も小鳥観察を楽しんでくれていたようです。

コゲラが母のお気に入り

同じくメジロも推しの模様。

みごとにカモフラ！

「コゲラ、細い普通の枝と、枯れた太い枝をつつく時の音が全然違うね。音で見つけられると嬉しいわあ」「海岸散歩の時、沖にいる鳥もこの双眼鏡ならよく見えるかな」などと鳥見適性の高そうな発言がちらほら聞こえたのですが、散歩用に軽めの双眼鏡1台プレゼントすべきか、けっこう真剣に悩んでいます、笑。

午後は買い物のついでにとある地元の絶景スポットに立ち寄ると、見上げた崖の隙間に糞のあとがたくさん。何かいそうだな〜と周囲をチェックチェック！の結果、

はじめましてのイソヒヨドリ♂💕

さらに、帰宅後しばらくして母が「ヒヨドリ来たよ〜」と言うので庭を見てみたら、イソのつくほうのヒヨドリ♀でした（笑）。こちらも初見！どうやら実家方面ではメジャーな鳥のようです。

他にもモズ♂♀、セグロセキレイ、オオタカらしき猛禽など、充実のとりざんまい曜日。実家以外の予定ナシのひっそり帰省でしたが、散歩と自然観察好きの家族が一緒にバードウォッチングに付き合ってくれたことで、予想をはるかに超えて満喫できた3日間となりました。

トビはひとやすみ

緊急事態宣言が正式に明けたら、また新たな帰省プランを練るのが楽しみです。
今週はまた都内バードウォッチング再開。こちらでも秋の渡り鳥に会えるといいなあ。

今日もご覧いただきありがとうございました！

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